日本のどこかで美容師をしている「さいき」です
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専門特化型サロンが成功する理由とその真実

サロンは特化型にせよ!!!みたいなこと聞いたことありません?
多くの人が専門性を高める理由として「集客しやすいから」
私も昔はそう思っておりましたよ!!専門特化型かっけえ~
何かに突き抜けた人はすごい!!!
カラーはできない縮毛矯正もできない!ヘアセットもできない!
だが!!俺はカットだけはできる!!!みたいな感じ!!!
まあこれも非常にとがって好きなんですがね
今日は専門特化型にすると何がいいのか?をお話しします
そして専門特化型にする理由は「集客しやすいから」
これ少し違うんです!
このズレがあるとびっくりするほどうまくいきません
重要なのは、「なぜ専門性が必要なのか?」を理解すること
ここを理解すれば、専門特化型の真の価値が見えてくるのです
サロン専門特化!!ニーズは必要性
早速よくわからんニーズという言葉
これは簡単に言うと「必要性です」
トイレットペーパーは日常的には?
必要ですか?不必要ですか?
必要ですよね
これがニーズです
ニーズは覚えておいてください
忘れると話になりませんので
ニーズを覚えたところでニーズの細分化の話
例えば美容室がないとしましょう
どうなります?
「髪切りたい!!」
「目にかかって邪魔」
「白髪出てきて人に見られたくない」
「髪が伸びすぎて地面についてウンコついちゃう!!!」
てなりますでしょ?
つまり美容室はこれに対するニーズです
髪を切ることは必要なんです
なので美容室ができるとニーズを満たせることができるというわけです
ここまではいいですか?
あほみたいに美容室が増えたこの世の中
そして今のこの世を見てください!
あほみたいに美容室ありますでしょ?
どこもかしこも美容室だらけやでまったく
そうなると今まで「髪を切る」というニーズを満たせなかったでも美容室が増えると
「どこでも髪を切れる」
ニーズを満たせる世の中になったということです
つまり「髪を切る」というニーズはすでに満たされている!!!!
そしてここからニーズはどう変化するのか?
それがニーズの細分化です
例えば
- 「自分の要望にぴったりのサービスを受けたい」
- 「こんな商品やサービスがあったらいいな」
つまり、現代のサロン経営では「すべての人に対応する」広いサービスではなく、特定のニーズに応える専門性が求められる時代になっているということ
美容室のニーズの細分化
ここで美容室のニーズの細分化について
たくさんある美容室「髪を切る」というニーズは満たされている状態
するとニーズがどんどん細分化されます
- 「眉毛だけきれいに整えて欲しい」
- 「カットはいらないからカラーだけしてほしい」
- 「いつも通りの安定した髪型を提供してほしい
- 「特殊なおしゃれなカラーにしたい」
このようにニーズは細分化されるのです
眉毛だけきれいにしたいというニーズにこたえるなら
眉毛専門サロン
「カットはいらないカラーだけしたい」というニーズにこたえるなら
カラー専門店
となるわけです
しかしここに罠があるのです
4. 専門特化型サロンの罠
お客様が本当に求めているものだけを提供することで、選ばれるサロンになる
例えば先ほどのカラー専門店の話
ニーズが満たされた今
誰かがこうつぶやきます
「カットが別に半年でいいんだけど白髪がすぐ伸びて気になる、別におしゃれは求めていない
でも毎月通うとお金の面でも心配だしなあ~」
これがニーズの細分化が誕生する瞬間です
となればこれに対するニーズにこたえてあげればいいだけですね
お客様が求めているのは以下の通り
- 安定的に染められるカラー
- コスパがいい
- カット、トリートメントなどの余計なメニューはいらない
- とりあえず「いつも通りに染められたらいい」
- 過度なサービスはいらない
お客様が求めることです
であればこれに応えるべく
接客マニュアルでは「プライベートの事はしゃべらない」
技術マニュアルでは「提案しない、いつも通り」
というマニュアルを組み込めばいいだけです
これを下手に「しゃべって機嫌を取るとなると失敗するわけです」
お客様は
ただいつも通り白髪を染めてるだけだからです!
別にトリートメントも前髪カットもいらないんですただいつも通り染めたいただそれだけ
このニーズにこたえるのです
専門性が成功への道を開く
専門特化型サロンが注目される理由は、「集客しやすいから」ではなく、「縮小化されたニーズに応えることが求められているから」
現代の顧客が求められているのは、簡潔な選択肢ではなく、自分にぴったりのサービスです。
そのため、
サロン経営で成功するには、特化したサービスでお客様の心を真剣にすることが最も効果的
特定のニーズに焦点を当て、専門性を追求することで、あなたのサロンは顧客にとって唯一無二の存在となる
このことを理解しないで「新メニュー導入」「サービス強化」しても反応ないってことです
ニーズを理解していないという結果になるわけです
何度も言うように
専門特化型だから集客しやすい!流行るではなく
必ず「流行る理由があるということ」
さっき言ったように「カットはどうでもいい!白髪は定期的に染めたい」というニーズに対して
「余計なサービスを除外してカラーだけを定期的にコスパよく染められるカラー専門店ありますよ」
とだけ言えばいいだけです
ニーズにマッチしてるんだから来ないわけないでしょうとなるわけです
安易に専門特化にしないように
するなら明確ななぜ?専門特化にするのか?
そこにニーズがあるから専門特化にするこれが正しいのです